お客様各位

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

本年４月分以降の電気料金請求書につきまして、発行に遅延が生じております。お客様には多大なご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。

理由といたしましては、最終保障供給への切り替えによる混乱が主となっております。
すでにメディアでも報道されておりますように、燃料費の高騰等を背景に、小売電気事業者の撤退、事業廃止などが相次いでおります。加えて新規受付を停止している大手電力会社も多いことから、多くの需要家様が最終保障約款による最終保障供給を受ける事態が生じております。
最終保障供給とは、小売電気事業者と契約ができない需要家様へ、一時的に一般送配電事業者が電気を供給する仕組みです。一般送配電事業者においては、最終保障供給を受ける需要家様が急増する事態は想定されておらず、契約手続や料金計算等に混乱が生じております。管轄する一般送配電事業者により、最終保障供給のルールが異なることも、その一因となっております。
また、電気料金の算定を行うためには、一般送配電事業者より、電力確定使用量等の情報提供を受ける必要がありますが、これらの情報に遅延や誤算定が生じる等、弊社算定業務にも支障が生じております。

現在弊社では、これら状況の早期回復を図るべく、全力で取り組んでおります。しかし、平時の発行スケジュールに戻るまでには、今しばらく時間を要す見込みです。
お客様におかれましては、多大なご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんが、何卒ご容赦くださいますようよろしくお願い申し上げます。