再生可能エネルギー情報

現在の発電状況

ゼロワットパワー
1月の小売供給量
(2024年)

98,748 MWh

ゼロワットパワー電源構成
2022年度実績値:全社平均)

(※1)当社がこの電気を調達する費用の一部は、当社のお客様以外の方も含め、電気をご利用の全ての皆様から集めた賦課金により賄われており、この電気のCO2排出量については、火力発電なども含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。
(※2)廃棄物発電で発電された電気のうち、再生可能エネルギー分を除いた電気です。
(※3)送配電事業者とのインバランス供給を含みます。
(※4)原子力発電由来の電源からの証書は含みません。

バイオマス発電とは

バイオマスとは、英語のbio(生物資源)mass(量)を表しています。
生物が太陽エネルギーを使って無機物である水と二酸化炭素(CO2)からつくり出した有機性資源のことです。

石油、石炭なども、もともとは植物資源が変化したものですが、作られるまでに長い年月がかかるため、再生可能な資源とは考えません。
バイオマスは大きく3つのカテゴリーに分けられます。

バイオマス発電のメリット

バイオ燃料の材料は、農作物の廃棄物や建築素材の廃材など、本来廃棄されていた廃棄物を活用して発電を行うことが可能で、資源の有効活用が可能となります。
バイオ燃料は、実際に燃料として利用する際、二酸化炭素(CO2)を排出しますが、この排出する二酸化炭素(CO2)は植物が光合成を行う際に取り込んだ分の二酸化炭素(CO2)しか放出しないため、バイオマス発電は大気中の二酸化炭素を増加させないエネルギーです。

※植物が取り込む二酸化炭素(CO2)と、燃料として使用するときに排出する二酸化炭素(CO2)の両方を考慮し、トータル的に二酸化炭素(CO2)排出量がゼロとなるという考えを「カーボンニュートラル」といいます。

循環型社会を形成できます。
循環型社会とは、限りある天然資源を大切に使って、地球と共存していく社会を言い、バイオマス発電は、廃棄物の再利用や減少につながるため、循環型社会の構築に大きく寄与します。
地域にあるエネルギーを利用することで、地域経済の活性化、雇用創出が期待されます。自分たちのエネルギーを自分たちでつくり、自分たちで利用することは、地域内のコミュニティの活性化や、地域経済住民一人一人の心の活性化にも繋がる可能性があります。

ゼロワットパワーはバイオマスの中でも
「バイオディーゼル」
を燃料とするバイオマス発電に特化しており、
発電所プラントの設立コンサルティングも携わっております。

サスティナビリティ

バイオマス液体燃料発電について

ゼロワットパワーでは、地球温暖化の原因の一つである温室効果ガスの削減のために、発電用燃料はバイオマス資源由来の燃料を使用しています。スーパーやコンビニエンスストア、外食チェーン店舗などから発生する廃食油を精製し、ディーゼルエンジンの燃料として使用しています。また、廃食油が不足する場合には、パームステアリンを使用します。その他、遊休農地や耕作放棄地を活用した油糧作物の栽培にも取組んでおり、将来は国産バイオエタノールも燃料として活用する予定です。

持続可能なパーム油調達方針

私たちは、電力供給事業者としての供給責任を果たし、持続可能な再生可能エネルギーによる電力供給を続けていくことを目指しています。
私たちの調達が環境的、社会的、経済的に持続可能である必要があると考えています。当社グループの発電所(TGPP土浦第一発電所、岩槻発電所、春日部バイオマス第一発電所、熊谷バイオマス発電所、ムゲンエナジーバイオマス第二発電所)は、人々と地球環境を尊重するサプライヤーから責任ある方法で生産されたパーム油調達を目指し、ステークホルダーと協働して調達方針に即した調達に努めてまいります。

RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)

当社は2018年に持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)に加盟しました。
責任ある調達を実現する為に、買付けから国内輸送、輸出~輸入手続き、国内輸送まで自らの責任で行う予定です。
現在はマレーシア(クアラルンプール)に駐在事務所を開設し、サプライヤーと協力しながら調達ルートの調査をしている最中です。